世界の先進のおもてなし―アルプス鉄道
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作成日時 : 2009/01/09 12:35
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今は世界の大国日本。しかし、1970年代の前半の日本は、高度成長時代でしたが、まだ海外観光は発展途上で、JRの「ディスカバー・ジャパン・キャンペーン」でようやく国内観光が大衆化してきた頃でした。
これは、その当時にスイスのグリンデルワルトからクライネ・シャイデック経由でユングフラウヨッホ山岳列車に乗った時のことです。異国で体験した山岳氷河鉄道の驚き。それは電車の中から流れてきたアナウンスでした。
何と、ドイツ語やフランス語、英語などと共に、日本語の「ようこそ」の案内があったのです。まさか、こんなにも日本と離れたスイスの片田舎で、しかも日本人もそんなに多いとは思えなかったところでの予期しない日本語案内。
この頃の日本人の海外出国者数はまだ、年間で100万人から200万人程度で、今と比べると10分の1くらいでした。そんな時代の、想像もしなかった日本語のおもてなし。これは大きな驚きと同時に大きな嬉しさ、感動、さらには日本の力?に誇りを感じた一瞬でした。
意外な場所や予期しない所での「お国言葉」での「ようこそ」の案内。これは、お金もかけずに感動を与えられる素晴らしい観光客満足の施策です。観光立国日本の「ようこそ」のおもてなし、「観光客満足」の工夫、日本はまだまだ先進ヨーロッパには遅れているように思います。
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